Life 線上の僕ら
「Life 線上の僕ら」
前作があまりにツボったので
めちゃくちゃ楽しみにしていた、
常倉さんの新刊。
期待するなってほうが
無理な話で、
かなりハードル上げて
読んだ次第ですが
うう・・・
出だしと表紙から
抱いたイメージとはまったく
ほんとまったく違う
ベクトルに振り切った
良作だった~
下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で
偶然出会った生真面目な伊東と無邪気な西。
恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた伊東は
咄嗟に西へキスしてしまって……
高校生から大学生、そして大人へ―――
変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で
愛に翻弄された二人の男の
人生を描いた感動の
話題作。
「サメ♪サメ♪サメサメ♪サメにきをつけろっ♪」
って歌ったのは
私だけではあるまい。
フフフ。
まあ普通のラブコメ風なノリで
出逢って恋に落ちる17歳から
このものがたりは
はじまり、
まさかの
まさかですよ!?
あの冒頭のサメのノリ、スタートでw
生涯を終えるまでが
画かれている
もうもう
涙なくしては見られない
感動ものなのですよ。
こちとら
泣くと身構えて
読みはじめたワケでは
なかったので
次の日大変なことに~
@顔がw
同じように出逢いから
人生を終えるまでを掻いた作品では
真里茂さんの「ニューヨークニューヨーク」とか
真っ先に思い出しますけれど、
あの作品のように何か
大それた事件が
あるとかではなく、
酸いも甘いも
長い人生、色々あるよね。
ってな感じで、
ただ淡々と
ふたりの男たちの時間が
流れてイくのが
逆にクるとイうか・・・
これから読まれる方に
変な先入観を植え付けたくなかったので
「泣ける」なんてチープな表現
出来れば使いたくなかったンだけどねー
これ以上にドンピシャな表現
思いつかなかったわ。
ボキャ貧勘弁(苦笑)
ああ泣けるよ。
泣けるとも(@開き直り)
泣いても桶な日に
是非どうじょ。
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